多少点眼内レンズとは

従来の単焦点レンズを使用する白内障手術では「ピントの合う位置が狭くなる」という欠点を避けることができません。

例えば遠くが見えるように眼内レンズを決めると、手元は必ず見えなり、メガネが必要になります。
多焦点眼内レンズ(遠近両用眼内レンズ)は、その名のとおり、遠くにも近くにもピントが合うようになるため、老眼の治療としても有効です。

手術方法は従来の白内障手術と同様ですので、安全性も違いがありません。

多焦点眼内レンズの見え方

遠方と手元の両方にピントがあうようになります。「全ての距離が見えるようになる」訳ではありません。

30~40cmの距離で新聞やメニュー程度の大きさの文字が読めるようになります。パソコンの使用に適した度数を選ぶことも可能です。
それ以上の小さい文字や物などを見る際には、老眼鏡が必要です。

距離によっては眼鏡が必要です。眼鏡の必要性を減らすことができます。

多少点眼内レンズと単焦点レンズの違い

多焦点眼内レンズで知っておくべき注意点

夜間の車のライトや街灯がややにじんで見えることがあります。夜間運転することの多い方には不向きな場合があります。

乱視を矯正する効果はないため、乱視の強い方では術後やはり眼鏡かコンタクトレンズを使う場合があります。

こまかい見え方が気になる方は向いていません。

基本的には両眼の手術が必要です。

手術の費用について

健康保険が適用されず、全額自己負担です。

費用には手術前の検査、手術費用、レンズ代、薬代、手術後1か月後までの診察代が含まれます。